Bien Venidos(ビエン・ベニードス)音楽の杜へ2010/10/09


2010年10月9日放送
Bien Venidosはラテンジャズ・ブラジリアン・スパニッシュなどを中心にお送りしています。もちろんそのほかもお楽しみいただきます。何が出るかその時々に合わせて、き・ま・ま・に・・・・ (毎週土曜日午前11時~・・・再放送 金曜日午後10時~)

化粧品業界では、春は口紅、秋はアイシャドウに力を入れるそうですが、さあ、女性のあなたは、今年の秋はどのような色合いを考えていますか?そして男性のあなたは、この微妙なアイメイクアップの努力に気がついているかしら?といたところで、一曲目はかなりハードなイタリアの姉御です。!ものすごくワイルドなビケイ!

M#1     Ma Il Cielo E’ Sempre Piu Blu
 (マ・イル・チエロ・エンプレ・ピウ・ブル)     
      Giusy Ferreri ジゥズィ・フェッレーリFotografie2009 より

この曲は「でも空はいつも青い」という意味.。
リーノ・ガエターノという70年代の社会派歌手が歌った曲。マリファナや当時の政治家を個別に歌で皮肉ったりと、かなりのハードなメッセージを出していましたが、そのせいかどうか、交通事故で病院を5つもたらいまわしにされて、なくなってしまいました。その本家本元と同じようなだみ声のジューズィ・フェレッリ、ちょっと悪っぽいというかワイルド、しかしまあ、声に似合わずものすごい美女。黒髪の・・・

盲目のミュージシャンといえば・・・いろいろですが、プエルトリコからこの人、ボレロばかりを集めたアルバムです。ホセ・フェリシアーノ

M#2     Otra Igual Que Tu
(オートラ・イグアル・ケ・トゥ)
M#3     Señor Bolero
 (セニョール・ボレロ) 
      Jose Feliciano(ホセ・フェリシアーノ)Siempre Bolerosより

ボレロ、ルンバ、チャチャチャメレンゲ、ソン、サルサ・・・リズムの名前は、無数にありますが、ボレロは一応スペインが発祥、といわれています。ファッションで短い上着をボレロといいますが、あれはやはりスペインのボレロ舞踊の踊り子が来ていたからというので音楽が先なのです。

ボレロといえばラベルのスペイン狂詩曲ですが、その発祥の地スペインで生まれた男女二人が中心のバンドがアマラールです。フォークのようなロックのような、ラテンやらファドみたいな・・・2曲では語りきれないのですが・・・・アルバムタイトルがなんだか興味深い、「黒いネコと赤い龍」

M#4     El Artista Del Alhambre(エル・アルティスタ・デル・アランブレ)
M#5     Las Puertas Del Infierno        Amaral
(ラス・プエルタス・デル・インフィエルノ)
         Amaral(アマラル)GatoNegro Dragon.Rojo.2CD.2009より

スペインだけではなく周辺国から大西洋の向こうラテンアメリカ圏までその人気は及んでいますが、このアルバムの中にもタイトルがカミカゼというのがあったり、以前のアルバムにも歌詞の中にヒロシマとかサヨナラとか出てきます

カミカセは別に特攻隊の意味ではなく、永遠に神風が吹けば~というのどかな調子です。広島はスペイン語で、「ノーモア広島」といった願いや、よりよき世界を願うといった、歌詞です。直後に「モナムー」が出てきて、その後は「バイバイサヨナラ!」なんて、ちょっと昔のお笑い芸人みたいな歌詞です。
日本にも殿様キングスなんて、殿様がすでにキングなのに、・・・なんていうのもありましたが。

メキシコの「ランチェーラ」という歌謡曲界の大御所、ビセンテ・フェルナンデス。日本の南春夫さんみたいなものですが、そのご子息、大変毛並みのよろしいシンガーです。アレハンドロ・フェルナンデスのニューアルバムからお届けしましょう。

M#6     Si Tu Supieras
(シ・トゥ・スピエラス)
M#7     Eres
(エレス)
  Alejandro fernandez(アレハンドロ・フェルナンデス)
     Mas Romantico Que Nunca 2010(マス・ロマンティコ・ケ・ヌンカ2010

ものすごくダンディな人です。で、大きなスーパーマーケットも経営しているとか、ガツガツしないんでしょうね~こういう人は。歌もそんな感じ。

ホセ・フェリシアーノと同郷、プエルト・リコのルイス・フォンシのアルバム。
「沈黙の言葉」という、なんだか哲学めいたアルバムです。この人も、とっても素敵、ハンサムボーイが続きます。一曲目は、イタリアの第一線の歌姫、ラウラ・パウジーニとのデュエットです

M#8       Todo Vuelve A Empezar (con Laura Pausini)(トード・ブエルヴァ・ア・エンペサル)
M#9       10. Todo Lo Que Tengo     (トード・ロ・ケ・テンゴ)
     Luis Fonsi(ルイス・フォンシ)Palabras Del Silencio2009より)

今年、栄えあるイグノーベル賞に輝いたのが粘菌の研究でした。実は私、粘菌大好き。研究は粘菌を使って鉄道網の最適な設計を行う実験に成功したというもの。実は今年1月に、北海道大学の手老(てろう)篤史研究員らが発表しているのですよ。

関東地方をかたどった模型を作り、横浜や千葉など首都圏の主要36駅に当たる位置にエサを配置。東京都心に粘菌を置いた。すると粘菌はエサを求めて広がりますが、実際の鉄道網のようになった。

粘菌の聖作為した「鉄道網」を分析すると、実に効率的に、計算された最短距離であったのです。実際のJR鉄道網より優れたところがあるとも。なんとも不思議、続きは、曲の後で・・・

コロンビア ポップ・バジェナートの歌姫FANNY LU、エアロビのエクササイズでも・・・という雰囲気。

M#10   Amor Sincero
(アモール・シンセロ)
     Fanny Lu(ファニー・ルー)Dos 2009より

粘菌って、簡単に言えば単細胞のアメーバーみたいなもの。大きさは手のひらサイズから大きいのは1メートルくらいまで、ゆっくり動いて。。。胞子を風邪に乗せて増えるので高いところが好き。
そこでこんな事件がありました。

1973年、アメリカで、やたら湿度の高い夜でした。この粘菌君が大量発生して、ノローリノローリと住宅地の木の上や電信柱に登りだした。翌朝になって、大変。住民たちは黄色の1メートルほどのアメーバーがあちらこちらでねば~~~。スワッ、宇宙生物の襲来かとパニックになったそうです。
怖かっただろうね~。
おしまいはこの2曲

M#12   No me quiero casar contigo
(ノ・メ・キエロ・カサール・コンティーゴ)
M#13   Colgando en tus manos
(コルガンド・エン・トゥス・マノス)
   CARLOS BAUTE(カルロス・バウーテ)DE MI PUムO Y LETRA 2009 (EDICION ESPECIAL)

日本にも明治生まれの粘菌好きがいました。植物学者、博物学の南方熊楠です。風変わりは風変わりを愛するものでしょうか?粘菌研究に熱心で、天皇陛下にご進講したとき

、こっそりと粘菌をキャラメルの箱に入れてお見せした!側近たちはびっくり!でも天皇は後に楽しい思い出だったと残しています。天皇も粘菌ファンになったのかしら?

かがでしたか今日のビエンベニードス
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